2015年 05月 21日
スクールバンド管楽器奏者におけるブレスのこと:練習法(1) |
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これは続き記事です。以前の記事は↓
スクールバンド管楽器奏者におけるブレスのこと:序論
スクールバンド管楽器奏者におけるブレスのこと:意識すること(1)
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一部ですが、私が現場で行っているものを書いてみます。
今回は、楽器や特別な機器を用いないでできる練習を紹介します。
●スプーン→おちょこ→コップ→ジョッキ→どんぶり→洗面器→バケツ
上記の順に、口の前に当該器機を持つ真似をして息を吸います。息の量が少ない初心者に、ゲーム感覚で取り組ませることができます。
〈ポイント〉
・一滴残らず&素早く飲み干す(吸う)こと
・容量が大きいものになるにつれ、しっかりと口を開けること
●人差し指&手のひら
人差し指、あるいは手のひらを開いた口にあてがい、胸およびお腹周辺の呼吸筋を使って素早く息を吸って、風切音を鳴らします。呼吸筋の筋力と瞬発力を高めます。
〈ポイント〉
・呼吸筋以外はしっかり脱力する
・なるべく大きい風切音が鳴るように
●ドッグブレス
口を大きく開け舌を前下方に出し、素早く(1秒間に4往復以上)かつなるべく大量に息を吐く⇔吸うを繰り返す。呼吸筋の柔軟性を育てます。力んでいる生徒はこれができないので、脱力できているかのチェックにもなります。
〈ポイント〉
・舌を出すのはのどを大きく開けるため。口とともに、「空気の通り道」を太くすること
・お腹が波を打つように大きく動くかチェック
特に、入部したての新入生にとって、これらの練習はとても重要だと思います。
これは続き記事です。以前の記事は↓
スクールバンド管楽器奏者におけるブレスのこと:序論
スクールバンド管楽器奏者におけるブレスのこと:意識すること(1)
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一部ですが、私が現場で行っているものを書いてみます。
今回は、楽器や特別な機器を用いないでできる練習を紹介します。
●スプーン→おちょこ→コップ→ジョッキ→どんぶり→洗面器→バケツ
上記の順に、口の前に当該器機を持つ真似をして息を吸います。息の量が少ない初心者に、ゲーム感覚で取り組ませることができます。
〈ポイント〉
・一滴残らず&素早く飲み干す(吸う)こと
・容量が大きいものになるにつれ、しっかりと口を開けること
●人差し指&手のひら
人差し指、あるいは手のひらを開いた口にあてがい、胸およびお腹周辺の呼吸筋を使って素早く息を吸って、風切音を鳴らします。呼吸筋の筋力と瞬発力を高めます。
〈ポイント〉
・呼吸筋以外はしっかり脱力する
・なるべく大きい風切音が鳴るように
●ドッグブレス
口を大きく開け舌を前下方に出し、素早く(1秒間に4往復以上)かつなるべく大量に息を吐く⇔吸うを繰り返す。呼吸筋の柔軟性を育てます。力んでいる生徒はこれができないので、脱力できているかのチェックにもなります。
〈ポイント〉
・舌を出すのはのどを大きく開けるため。口とともに、「空気の通り道」を太くすること
・お腹が波を打つように大きく動くかチェック
特に、入部したての新入生にとって、これらの練習はとても重要だと思います。
by ISOZAKI_Masanori
| 2015-05-21 16:49
| 1. 吹奏楽