2005年 12月 15日
NJBよ何処へ行く… |
先月第3回、今月第4回とNJB(長野ジュニアバンド)のレッスンをやってきて、大きな問題に直面しました。
コンセプトが不在です。
なぜこのようなイベントを行うのか、それによってなにを学ぼうとするのかということが、一番肝心な生徒レベルで全く理解されていないのです。
始めにこの企画の話を聞いたとき、私は素晴らしい企画だと思いました。他地域の関係者に話しても、「それは素晴らしい」とみんな口を揃えて言うぐらい、このイベントは大きな可能性を持った良い企画だと考えます。
書き出すとキリがないので色々と割愛しますが、例えば、この企画をより良い物にするための一つ目のコンセプト、それは“交流”だと思います。吹奏楽の活動というのは、ボール一個持って他所のグラウンドに行けば、すぐに交流(練習)試合ができる運動系のものとは事情が大きく異なり、宿命的に他との交流を持ちづらいものです。そこを押して、せっかく長野市内の同じ吹奏楽をやる同級生(中学1・2年各90名ほど。すごい数です。素晴らしい!!)が集まるのだから、ただ合奏を受けるだけではダメだし、仮にそれでも上手な演奏が出来たとして、上手な演奏を目指すためだけならば、別に大変な労力を使ってまで集まってやる必要はないと思います。
二つ目のコンセプトとして思いつくのは、“積極的な学びの姿勢”です。初対面の他校の生徒や先生とどうすれば十全にコミュニケーションをとり、心を一つにして良い演奏づくりができるか、自発的かつ積極的な生徒一人一人の学びの姿勢が問われます。見知らぬ仲間、普段とは違う指導者のもとで、参加する生徒はそのある意味苦労の多い活動を通して、大きく成長することができると思います。
当初の段階できちんと話を詰めなかった私の責任を痛感していますが、時既に遅し、あとたった一回のレッスンで本番に臨まなくてはなりません。来月末に生徒たちと指揮台上で向き合った時、何を語るべきなのか今はまだ思いつきませんが、悩みつつもベストを尽くしたいと思います。
コンセプトが不在です。
なぜこのようなイベントを行うのか、それによってなにを学ぼうとするのかということが、一番肝心な生徒レベルで全く理解されていないのです。
始めにこの企画の話を聞いたとき、私は素晴らしい企画だと思いました。他地域の関係者に話しても、「それは素晴らしい」とみんな口を揃えて言うぐらい、このイベントは大きな可能性を持った良い企画だと考えます。
書き出すとキリがないので色々と割愛しますが、例えば、この企画をより良い物にするための一つ目のコンセプト、それは“交流”だと思います。吹奏楽の活動というのは、ボール一個持って他所のグラウンドに行けば、すぐに交流(練習)試合ができる運動系のものとは事情が大きく異なり、宿命的に他との交流を持ちづらいものです。そこを押して、せっかく長野市内の同じ吹奏楽をやる同級生(中学1・2年各90名ほど。すごい数です。素晴らしい!!)が集まるのだから、ただ合奏を受けるだけではダメだし、仮にそれでも上手な演奏が出来たとして、上手な演奏を目指すためだけならば、別に大変な労力を使ってまで集まってやる必要はないと思います。
二つ目のコンセプトとして思いつくのは、“積極的な学びの姿勢”です。初対面の他校の生徒や先生とどうすれば十全にコミュニケーションをとり、心を一つにして良い演奏づくりができるか、自発的かつ積極的な生徒一人一人の学びの姿勢が問われます。見知らぬ仲間、普段とは違う指導者のもとで、参加する生徒はそのある意味苦労の多い活動を通して、大きく成長することができると思います。
当初の段階できちんと話を詰めなかった私の責任を痛感していますが、時既に遅し、あとたった一回のレッスンで本番に臨まなくてはなりません。来月末に生徒たちと指揮台上で向き合った時、何を語るべきなのか今はまだ思いつきませんが、悩みつつもベストを尽くしたいと思います。
by ISOZAKI_Masanori
| 2005-12-15 00:43
| 1. 吹奏楽