2005年 12月 19日
ジミでジミチな |
18日は山梨大学教育人間科学部附属中学校のレッスン。
生徒自らが進める基礎合奏、がんばっています。息の使い方とともに、表面的・形式的になってしまいがち…というこの練習特有の落とし穴にはまらぬよう、「遠慮=妥協」「調和とは?」等の練習のポイントについて話してきました。
今回は基礎合奏の話。
個人でロングトーンやスケール練習をすれば、確かに個人の技術を上げることは出来ますが、“バンド全体の技術”は全く上がりません。断言できます。バンド全体をひとつの楽器に例えるなら、ドレミファソラシドのソの音だけ良い音が鳴ったところで、一曲を通して満足な演奏が出来るはずもないのと同じです。バンド全体のスキルを上げるためには基礎合奏が絶対に必要なのですが、アマチュアバンドにおいて、内容のある基礎合奏が行われているところは、まだほんの一握りなのが現状です。
レッスンを受ける人たちにとって、基礎合奏のレッスンなんてつまらないものかもしれません(レッスンするほうだってしんどいです。私だって曲の合奏がしたいと思う)。でも、春に美しい花を咲かせる木々が、冬にこそその見えない根を地中に広げていくように、今この時期の地味で地道な基礎合奏がとても大切なのだ、という私の信念は揺らぎません。今日のこのバンドにどのような基礎トレーニング、あるいはシステムが必要か、レッスンのたびに私も必死に考えています。ぜひ皆さんもがんばってください!!
生徒自らが進める基礎合奏、がんばっています。息の使い方とともに、表面的・形式的になってしまいがち…というこの練習特有の落とし穴にはまらぬよう、「遠慮=妥協」「調和とは?」等の練習のポイントについて話してきました。
今回は基礎合奏の話。
個人でロングトーンやスケール練習をすれば、確かに個人の技術を上げることは出来ますが、“バンド全体の技術”は全く上がりません。断言できます。バンド全体をひとつの楽器に例えるなら、ドレミファソラシドのソの音だけ良い音が鳴ったところで、一曲を通して満足な演奏が出来るはずもないのと同じです。バンド全体のスキルを上げるためには基礎合奏が絶対に必要なのですが、アマチュアバンドにおいて、内容のある基礎合奏が行われているところは、まだほんの一握りなのが現状です。
レッスンを受ける人たちにとって、基礎合奏のレッスンなんてつまらないものかもしれません(レッスンするほうだってしんどいです。私だって曲の合奏がしたいと思う)。でも、春に美しい花を咲かせる木々が、冬にこそその見えない根を地中に広げていくように、今この時期の地味で地道な基礎合奏がとても大切なのだ、という私の信念は揺らぎません。今日のこのバンドにどのような基礎トレーニング、あるいはシステムが必要か、レッスンのたびに私も必死に考えています。ぜひ皆さんもがんばってください!!
by ISOZAKI_Masanori
| 2005-12-19 16:03
| 1. 吹奏楽